知財戦略策定支援

御社の強みと知的財産権による参入障壁の構築レベルについて、現状を評価し、持続的発展のためにより良くする方法を提案致します。 主に次のように進行致します。

■ ステップ1:「強みの分析・把握」

御社の商品・サービスにおいてどのような強みが存在するか、バリューチェーン※1を用いて現状を分析し把握致します。 その際、当事務所独自の「バリューチェーン別分類拡張手法※2」により、将来に利益ポイントとなり得る強みも検討し、強みを未来視点で拡張致します。

※1 バリューチェーン
ハーバード・ビジネス・スクール教授 マイケルポーター氏が著書「競争優位の戦略」で提唱。

※2 バリューチェーン別分類拡張手法
ビジネス展開を創造し知財を戦略的に取得・活用するための手法。弁理士西原広徳が独自に開発。 論文、刊行物等で、この手法の一部を紹介しています。
  ・「企業の持続的発展に資する知財戦略」(弁理士 西原広徳 著,財団法人経済産業調査会「知財ぷりずむ 2010年7月号」掲載)

■ ステップ2:「強みの順位付け」

ステップ1で把握した強みに順位付けを行います。 この順位付けは、内部要因だけでなく、PPM※3等を用いた外部要因分析も加えて行います。 この順位付けにより、重要部分に集中して投資し、スリムで強い知財戦略が可能となります。

※3 PPM(Product Portfolio Management)
 ボストン・コンサルティング・グループが開発した事業の区分手法。

■ ステップ3:「知財要素を抽出」

ステップ2までで把握した強みと順位付けに基づき、知財で保護できる要素を抽出致します。

その際、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法といった知的財産権法別のメリット・デメリットをふまえ、 どのような保護を目指すべきかという方向性も提案致します。

また、営業秘密として秘匿化する方が適切なものや、法律上の保護を受けるための管理体制等もアドバイス致します。

■ ステップ4:「EBA法※4による評価」

ステップ3までで把握した理想的な知財戦略に対する現状を独自のEBA法により評価致します。 あわせて、未来へ向かってより発展するために参入障壁を強化すべきポイントや方法を提案致します。

※4 EBA法(参入障壁評価法:Method of Entry Barrier Assessment)
 知的財産権による参入障壁を評価する手法。弁理士西原広徳が独自に開発。  評価指標はこちら

■ ステップ5:「定期レビューによるスパイラルアップ」

ステップ4での評価と提案に対しての改善実行の評価と、事業変化に応じた再評価を定期的に実施致します。 これを継続することで、常に未来目線で知財戦略を展開し、有益な参入障壁を構築して競争力強化と事業の発展を図ります。

★ 詳しく知りたい方へ ★

株式会社帝国データバンクが発行する「帝国ニュース」および「ホームページ」の「ビジネスナレッジ 知的資産経営のススメ」に、 上述の知財戦略コンサルティング手法を用いた知財戦略の評価・構築について掲載しています。 こちらも合わせてご参照下さい。また、知財戦略コンサルティングによる支援をご検討の方は、お気軽に弊所へお尋ね下さい。